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6月の一冊

さかいアスリート鍼灸院です。

今月の読み物は凪良ゆうさんの「多類婚姻譚」にしました。
結婚をテーマにした5パターンの構成となっております。

いつから結婚はこんなに難しくなってしまったのだろう。
セクシュアリティやジェンダー、生育環境や世代間格差などがテーマとなっております。

確かに「この時代が抱える難しさ・自由という言葉の難しさ」だと思いながら読みました

結婚を急かす親と、その娘の抱える秘密。

経済格差の中で結婚が幸せか、悩むカップル

クズ夫と離婚し帰省した先で、家庭に悩む初恋の男性との再会した女性。

同期であるライバルでもある恋人同士、その中で生まれる彼女の怒りとは。

有名フランス料理店にした女性シェフとオーナー、そして新進気鋭の若手女性シェフへの「とある感情」とは。

私たちは理不尽やパワハラなど真正面から受け止めて、それを無くす様に努力してきた世代。
それは若い子達が理不尽を受ける事なく、上に対しても思った事を正面から伝えられる様にしたいと思ってきたからです。

「でもね」という大人の感情が見え隠れする、そんな一冊でもありました。
多様性という割には、相手に対してはYES・NOだったりもする。
フランクと失礼は違うし、親近感と距離感も意味が違うのです。

そして時間は皆平等に進んでいく。
その環境の中で前を向き、足踏みだけでも良いから足を止めず、状況判断をしていく事だと考えさせられました。