· 

7月の一冊

さかいアスリート鍼灸院です。

今月の読み物は澤田瞳子さんの「星落ちて、なお」にしました。
今回の直木賞作品です、澤田さんの作品は前回「火定」に続いて2作目となります。

前回も文章や言葉が難しく、読んで疲れる内容だったのですが。
今回の作品も…読み終わってグッタリでした(笑)

時代背景は明治から大正にかけての実在の絵師を取り上げております。
画鬼と呼ばれた河鍋暁斎を父であり師匠に持つ「河鍋暁翠の葛藤の人生」を描いております。

時代の流れを感じながらも、取り入れず・合わせず…愚直に父の遺した作風を描き続ける。
僕も不器用で自分が決めた方向性を「愚直に取り組む事」に囚われている人生ですので。

主人公の気持ちに寄り添いながら…物語を読み進めました。
もう…読み終わってグッタリです、疲れました(笑)

読むのに時間がかかる内容ですので、のんびり読みたい方にお勧めだと思います♪