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6月の一冊

さかいアスリート鍼灸院です。

今月の読み物は辻村深月さんの「琥珀の夏」にしました。
辻村さんの本はこれで3冊目、一体どうしたらこういう内容が思いつくのでしょう?!

かつてカルト集団として批判された団地の敷地から子供の遺体が発見される。
弁護士の主人公は自分の知る少女なのではないかと考える。
幼き日の友情と隠された扉とは。

途中までは「??」と思いながら読みましたが、後半から伏線の回収と怒涛の展開でした。
大人が持つ異常さを最後の方まで見せないというのがすごいですね。

理想を語るのも大人なら、誤魔化そうとするのも大人、自己都合の正義を振りかざすのも大人。
考えさせられる一冊だと思います♪
(d゚ω゚d)オゥイェー♪