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結果をすぐに欲しがらない事だ

さかいアスリート鍼灸院です。

良く「根本から治す」という言葉を聞きます。
また痛めた時に他人と比較して「自分の骨格を悲観する」方もいます。

他人が良く見えるから、他人を参考にする。
どんな世界でもそう…スポーツや治療家の世界でもそうだと思います。

でも人は100人いたら100通りの身体・体質になります、他人の効率が自分の効率とは限らないのです。
また人は壁にぶつかると、すぐに「答え」を欲しがる。

答えはそもそも…突き詰めていく中に見えてくる物です。
突き詰めていく中で「自分の使い方」が身につくのです。
重心の位置も、力配分も人によって違うのは当たり前の事です。

その中で改善を考える訳ですから、本来は「ワンポイント」で良いのです。
人を見すぎるから「ポイントが複雑化」してしまうのだと思います。

人はどうしても失敗する事を嫌がります。
人を参考にするということは、上手くいかなくても人のせいに出来ます。

自分が失敗して考えないと「何が参考になる話か」も分からない。
だからこそ闇雲にアドバイスだけ求めることは、僕は良くないと考えています。

一つ何かしら変化させる事で、怪我や身体の使い方の歯車に良い方向性になると思います。
そして…結果は「いずれついてくる物」ですから。

気持ちは分かりますが、すぐに求めない事をお勧めします♪
身体の事は算数とかと違う、1+1=2と一緒にしない事です。