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乳酸が溜まるから疲れる!?

さかいアスリート鍼灸院です。

「乳酸が溜まるから疲れるんじゃないの!?」と聞かれたのですが。
そもそも運動すると乳酸値が上がるので疲労物質と言われてきましたが、防衛力として高まるもので、エネルギーの供給を一時的にサポートする役割があります。
(d゚ω゚d)オゥイェー♪

それに運動後60分もすれば「数値は元のレベルまで下がる」と言われており、その部分からも疲労物質とは関係が低いと言われております。
φ( ̄ー ̄ )メモメモ

疲労の原因は不明なのですが、「神経伝達物質の枯渇」は関与してくると思われます。
神経は太さによって「A繊維とB繊維、C繊維」に分けられます。
A繊維は主に運動繊維、B繊維は自律神経です。
C繊維はA繊維やB繊維よりも細く、これも皮膚の感覚や自律神経となります。
(d゚ω゚d)オゥイェー♪

神経の周りには信号の漏れを防ぐための絶縁体があるのですが、A繊維とB繊維には絶縁体に「くびれ」があり、これをランビエ絞輪と呼びます。
「繋がっているソーセージ」をイメージすると良いかもしれません♪
(d゚ω゚d)オゥイェー♪

A繊維とB繊維はこの「くびれ」部分を跳び跳びに信号が伝わっていくため、伝達速度がとても速くなります。
しかしC繊維はくびれがないため、伝達速度は遅くなります。
φ( ̄ー ̄ )メモメモ

この様にして神経から次の神経、また神経から筋繊維に情報が伝わる際に使われるのが「神経伝達物質」です。
神経末端には「シナプス小胞」と呼ばれる神経伝達物質を入れた袋があり、そこに電気的な刺激が到達すると「神経伝達物質が放出」され、次の神経に情報が伝わります。
そして放出された神経伝達物質が「伝言ゲーム方式」で神経を伝わっていくのです。
(d゚ω゚d)オゥイェー♪

神経伝達物質が枯渇すると疲労が発生すると思われます。
一般的に「ノルアドレナリン・ドーパミン・セロトニン」などが有名ですが・・・

これら神経伝達物質は主にアミノ酸をメインに、ビタミンなどがサポートとして栄養になります。

そういった部分からも疲労回復にアミノ酸を摂取するという事が
筋肉面の問題だけでは無いのだと、理解できるのではないでしょうか♪
(d゚ω゚d)オゥイェー♪