さかいアスリート鍼灸院です。
今月の読み物は直木賞作、永井紗耶子さんの「木挽町のあだ討ち」です。
雪の夜、芝居小屋の立つ木挽町で美少年菊之助は父親を殺めた下男を斬り、見事にあだ討ちを成し遂げた。
その2年後、ある若侍が大事件の顛末を聞きたいと、木挽町を訪れる。
芝居者たちの話から炙り出される、秘められた真相とは？！
簡単に言うと「江戸のあだ討ち物」です。
全て落語の様に「話し言葉」で展開していきます。
まるで噺家さんの高座を聞いている様な構成となっております。
徐々に話が見えていき、最後にストンと収まる展開でした♪
「江戸の人情、ここにあり」最初から最後まで良かったです♪
一章一章がしっかり作られていて、読んでいて楽しかったです。
納得の直木賞、読んで良かったと思う一冊でした♪
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